ポルトガルの缶詰文化 – ごちtabi
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ポルトガルの缶詰文化2021-09-29

ポルトガルは缶詰大国

大西洋に面した地形から、魚介類を食べる文化が根付いているポルトガル。イワシやサバ、アンコウなど、日本でもなじみの深い魚類も食べられ、調理方法もグリル、煮る、揚げる、様々ですが、昔から保存食として、缶詰がたくさん販売されています。
スーパーに行ってみると缶詰コーナーはかなり充実しており、缶詰専門店や缶詰バー、さらにオイルサーディン専門店などもあるようで、ポルトガル人にとっては生活の一部なのが水産缶詰なのです。

 

ポルトガルの缶詰の歴史

ポルトガルでは、1853年に、民間の缶詰向上がはじめてつくられ、イワシの缶詰が製造されました。ちなみに、世界ではじめて缶詰がつくられたのは、1810年代のイギリスとされていますので、缶詰文化が世界に広まっていくにつれて、ポルトガルにも波及していったようです。
1912年には世界一の缶詰輸出国にまでなり、1960年代には出荷量が8万トンを超えるなど大きな成長をとげます。世界恐慌のときには工場がだいぶへってしまったようですが、それでも安定的な生産量を維持しつづけ、現在も水産缶詰は主要な輸出品となっています。

また、世界遺産など観光地でも缶詰は人気で、缶詰メーカーはそれぞれ趣向をこらし、美しいデザインのパッケージをつくって、土産物店の棚をにぎわせています。歴史が長いだけあって、かつてのパッケージデザインの復刻なども多く、なつかしくもかわいいパッケージなど、目でも楽しめるのがポルトガル缶詰の特長です。

 

美味しい缶詰を見極める

ポルトガルの国内には、缶詰メーカーが様々ありますので、メーカーによって特徴も様々。美味しい缶詰を見極める目も必要になってきます。
この「ごちtabi」は、ポルトガルの食品や陶器などをあつかう輸入商社の、ポルト ド ポルト合同会社さんから、ポルトガル缶詰を仕入れています。ポルト ド ポルトさんは、ご夫婦で経営をされている輸入社さんで、2021年の1月には、NHKの番組『世界はほしいモノにあふれている』にも特集された、優れた目利きをもつ企業です。コロナ渦で、現在はリモートでの買い付けをされているそうですが、本来であれば年に1カ月はポルトガルに行って商談や新商品の開拓を行い、現地の生産者と直接コミュニケーションをしながら、商品を選んでいらっしゃいます。
多くの缶詰の中から探し出される商品は、質の高いものばかり。単に素材を缶詰に閉じ込めたものではなく、魚介の一品料理が詰まった缶詰を選んで、輸入をされています。
一品として十分に食卓に出せて、なおかつ日本人の味覚や日本の食生活にも違和感なく取り入れられる缶詰を厳選されていますので、そのお味は折り紙付きです。

ポルトガルの国民食バカリャウ

ちなみに、魚介のなかでも、ポルトガル人がもっとも食べているのが「タラ」だといわれています。塩漬けして乾燥した「バカリャウ」という状態で販売されるのが主。船上での生活の中で、貴重なタンパク源として用いられていたともいわれていますが、現在でも不動の人気で、このバカリャウをつかった調理法は、「1年の365日分ある」ともいわれるほど、国民的な食材となっています。

ポルトガルのスーパーでは、下の画像のような、バカリャウが積まれたコーナーがあるようです。

 

塩漬けの状態だと塩味がつよすぎるので、バカリャウは、水で塩抜きをしてから使われます。生のタラとは違って、身がぎゅっとしまっていて、旨味がつよくなっているのが特徴です。

塩漬けになっているだけでも保存がききますが、このバカリャウをつかった料理が、缶詰としてもたくさん存在しています。

「ごちtabi」では、『炭火焼バカリャウ』という商品をご用意しております。凝縮した旨味に、さらに炭火の香ばしい香りがついたバカリャウは、おつまみにしても、料理につかっても絶品ですよ。

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